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ブルータスの心臓 東野圭吾

 

 

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

 

 

 

あらすじ

不遇な少年時代を経て大人になった主人公拓也が努力でどんどん出世しついに社長の娘との結婚がみえてきたとき利用してきたはずの社長秘書康子から妊娠を知らされる。

 

 


女性が堕胎するつもりがないことを知り、拓也は殺害を決意する。

しかも殺害は康子のおなかの子の父親候補である3人の男性と共同で行うことに。

 

3人の殺人計画はA(社長の息子)が大阪で康子を殺害後名古屋まで運ぶ、B(拓也)が名古屋から東京まで運び、C(橋本)が死体を遺棄することでお互いのアリバイを作るというもの。

 

 

拓也はBを担当することになるが、当日運ばれてきた死体は社長の息子Aのものだった

さらにその後Cの橋本が青酸カリで殺され拓也も危険な目に合う。

 

ここからネタバレ

この殺害計画は3人ではなく4人がかかわっていた康子を殺害する予定の社長の息子Aが2年前ロボットの誤作動の事故で死亡したとされる人物を実はDが事故にみせかけて殺害していたという弱みを握っていたためDに康子の殺害を命令していたのだ。

 

しかしDは気が変わり社長の息子Aの方を殺害したためAの死体が運ばれたというのが真相。

 

拓也は最初康子が社長の息子を殺害した犯人だと考え青酸カリで殺すも、その後この事実に気づきDを工場へ呼び出し殺害。

 

さらにDに呼び出されたDの恋人も殺害しようとするがDの恋人が言った「苦しいお母さん」という言葉で過去の記憶がよみがえり手を緩めたてしまう。

その瞬間に、ひん死のDが拓也がつくった産業用ロボットブルータスを作動させ拓也の首をつかみ上げ宙づりにして殺したところで物語は終了。

 

 

感想

ミステリーらしいミステリー
最初はミステリーとしてはありきたりな設定に不安になったけど
運ばれてきた死体のシーンから単純なミステリーではないなっと安心しました。

特にビックリするようなトリックがあるわけじゃなく、真犯人も早い段階で目星がついてしまいますが、すべての人物がいい感じに全部つながっていて面白かったです。


とにかく登場人物が自己中心的で人を信用せず冷淡な主人公赤ちゃんをお金を得るための手段としか考えてない女性と、とにかくみんながみんなひどい人ばっかりでした。

純粋なミステリーが好きな人にはお勧めです

この小説はこんな人におすすめ

  • 産業用機械に興味がある方
  • 小説ならではのアリバイものが好きな方

 

 

 

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