家事は読書のあとで

ワンオペ育児のワーママです。読んだ本の備忘録のほか、子供との旅行、知育、家事時短術なども更新していきけたらと思います。

光待つ場所へ 辻村深月

 

 

光待つ場所へ (講談社文庫)

光待つ場所へ (講談社文庫)

 

 内容(「BOOK」データベースより)

 

T大学文学部二年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい…。

 

 

 

内容&感想


光待つ場所へ


主人公の清水あやめは、自分の美術的才能に自信があった。

だからこそ一般の大学の授業の「世界を表現しろ」という課題について優秀作が発表される時にはもちろん自分の作品が紹介されると思っていた。
だけど紹介されたのは自分もうちのめされるほど完璧な作品で。。。

10代のわずらわしいほどの自分に対する自信と悩みがうまく描かれてると思う。

 

 

チハラトーコ物語

チハラトーコ29歳は美人でスタイルもよくて博識でオタク。
秋葉原で活躍する他のアイドルとは違う。(と自分で思っている)
そんなトーコは昔から現実に少しだけ嘘をプラスして他人を喜ばせる癖があった。

 

トーコの自分を偽るためや自慢するためではない他人を喜ばせるための嘘というのはちょっとわかるかも。

 

樹氷の町

合唱コンクールで主人公の天木は指揮者をすることになった。
けれどピアノに立候補した倉田はうまくピアノがひけず・・。
倉田が自分のために楽譜をくしゃくしゃにしてゴミ箱にすて泣く姿は読んでるこっちまでめんどくさい
全部松永くんが弾いてくれたらいいのにっといかにもこのクラスにいそうな女子のようなことを考えてしまいました。

 

まとめ


どれも大きな事件ではなく、ささいな生活を通して人間の「苦み」みたいなのをうまく表現できている作品だと思うんだけど、本作の方を読んでないせいかどれもぱっとしたところがなくかすみがかかってる作品のように感じました。

この作品は下記4作品のスピンオフ作品なのにその本作の方を読んでいないので、登場人物も多分本作で主役をしてるであろう人物を少しだけ登場させてたりするためか、意味もなく描写しているところが多々あって本作を知らない私にはちょっと読みづらかったです。
本作の方を読んでからもう一度この作品を読んでみたいと思います

 

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