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高校入試 湊かなえ

 

高校入試 (角川文庫)

高校入試 (角川文庫)

 

 

内容紹介

悪意は拡散する――。衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ! 

この作品を書けたことで、小説家として次のステージに一歩進むことができました。
――湊かなえ

県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者? 人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!

 

 

あらすじ

公立の進学校の入試前日と当日のお話。

登場人物19人がそれぞれ語りながら物語が進んでいく。

「入試をぶっつぶす」入試前日に黒板に貼られた張り紙。

単なるいたずらだということで処理されたが試験当日、入試問題がネットの掲示板にリアルタイムで掲載されたり、解答用紙が一枚足りなかったりと次々問題が起こる

果たして犯人は?その目的は?というお話。

 

ここからネタバレ

犯人は複数存在。

この公立高校では過去に、「試験後開示請求をしたところ名前の記入漏れがあったためにその科目が0点になってしまい試験に落ちた」という内容のドキュメント作品を作った学生がいた。

記入漏れのミスに学校が早くに気づいていてくれればという思いと自分がミスをしてしまったことによる反省の意味を込めてつくったドキュメント作品だったが、反響がありすぎてその学生は病んでしまった

 

今回の事件はそので今回この公立高校を受験する生徒が主体となり、教師に二股されてることを知った女子高生、恋人が試験採点ミスを苦に自殺した先生、開示請求した生徒の英語のテストを0点に採点した先生等が協力して起こした事件でした。

 

 

感想

19人の語り手が多すぎる

名前を覚えるのが苦手な私はそれだけでうんざりでした。

またPTA会長が傲慢であったり議員の妻がクレーマーだったり人物設定がいかにも過ぎる点が残念。

 

 

試験の点数の1点がその後の人生を左右するというのは、現在資格取得を目指している私にも痛いほどわかるのでこの小説では過去の採点ミスを教訓に、何度もお互いをチェックしあい採点ミスを減らす努力をしていて素晴らしいと感じました

 

私の受けている試験でもこれくらいのチェックをしてほしい。

 

入試がテーマなので、この学校には入れたり入れなかったりする生徒たちのその後をついつい親目線で考えてしまうけどこの高校に入れなかったとしても入ったとしても

その後の人生なんてまだまだ自分でどのようにもできると受験生にも私にも言いたい