家事は読書のあとで

ワンオペ育児のワーママです。読んだ本の備忘録のほか、子供との旅行、知育、家事時短術なども更新していきけたらと思います。

我が心の底の光 貫井徳郎

 

 

我が心の底の光 (双葉文庫)

我が心の底の光 (双葉文庫)

 

 

登場人物

峰岸晄  主人公。母が父親に殺されたため伯父の家で育つ

 

木下玲菜 主人公の幼馴染、晄をいつも気にかけている

慎司   主人公の従妹。木下玲菜が好き。

 

あらすじ

峰岸晄の14歳から29歳までの物語。

母親が殺されたかわいそうな子ではなく、人殺しの息子として虐げられて生きている。

 

晄自身も「人殺しの息子だからしょうがない。」と達観し、淡々と闇の世界を歩いている。

 

幼馴染の玲菜だけが彼のことを心配している。

 

 

ここからネタバレ

 

 

晄の父親が母親を殺したのは、父親が出て行った後、母親がホストに狂い子供を置いて出かけるようになり晄が死にかけていた時に、気まぐれで息子に会いに来た父親がひん死状態の息子を見て死んだと勘違いし母親を殴ってしまったのが原因。

 

大人になってから晄はその時に一緒に暮らしていた野良猫のために

お金と人を使い、母親をホスト狂いにさせたホストなどに復讐を始める。

 

その復讐の過程で慎司が巻き込まれてしまい、慎司を助けるために晄は玲菜を犠牲にして物語は終わる。

 

 

感想

 

慎司と玲菜だったら玲菜を助けると思っていたらあの時孤独を埋めてくれた猫を譲ってくれた慎司を守ったというところが驚きポイント

 

そして何より、猫の為に復讐を行うことを人生の目標にせざるをえない晄の底なしの不幸に気持ちが沈んでしまう。

 

 

晄の母は鬼のような人物ではなく、ただ問題が生じると解決するのではなく目を背けてしまう人間で、だからホストに狂って子供を放置してしまい、子供にご飯を与えてないから今頃死んでるかもという問題からも目を背けてしまうというくだり。

子供にご飯も与えず遊びにいったまま帰ってこない親なんて小説の中だけの出来事ならいいけど実際に同じような事件が起こっているのでぞっとします。

 

 

 この本はこんな人におすすめ

 

  • 暗い気持ちになりたい方

 

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児童虐待がテーマ

 

ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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微笑む人 (実業之日本社文庫)

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