ワンオペワーママの賢い子育て

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ポイズンドーター・フォーリーマザー 湊かなえ

 

 

ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)

ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き…。(「ポイズンドーター」)母と娘、姉と妹、友だち、男と女。善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!

 

あらすじ

マイディアレスト 

自分には厳しい母はなぜか妹には甘い。

厳しかったから今までふしだらなことをせずに生きてきたのに母も妹もそして猫も。

 

ベストフレンド  

脚本の新人賞で優秀賞に選ばれた主人公が最優秀賞に選ばれた見た目さえない女性に嫉妬する話 

 

罪深き女     

清算な事件を起こしてしまった男の幼少期を知る 女性。

「彼を救ったのは私、でも救えなかったのも私だ」と彼女は言う。

でも彼にその女性の話を聞くと・・・

 

優しい人     

BBQ場で一人の青年が殺される。

周りの人の証言から彼の生い立ちがそして殺した女性独白により彼女の生い立ちが語られる

 

ポイズンドーター 

母子家庭で厳しく育てられた主人公。

現在女優になった彼女に舞い込んできた仕事は「毒親」がテーマのトーク番組

 

ホーリーマザー  

ポイズンドーターではみえなかった母と子の関係を別の角度から描いた作品

 

 

感想

 

毒のある短編集。親の立場で読むので刺さるものがあった

 

特に最後のポイズンドーターとホーリーマザー

 ホーリーマザーでふれているように女優である主人公の親は確かに厳しすぎてまぁはっきり言うと毒親だけど女優が毒親であることをテレビで言うことは、その声の大きさのあまり暴力や性的虐待等を受けている社会がSOSに気づいて一刻も早く救助すべき存在が見えなくなってしまうというか軽視されることはとても怖いと思った。

 

後、人間誰しも完璧ではないからこの小説の母まではいかなくとも誰もが毒親要素は十分持ってると思う。

程度の差はあれど、それはもう産まれてしまってからはどうしようもないとしかいいようがなくて、もしそれが逃げたり反抗したりあしらったりできる程度あるならば

「毒親のせいで」といつまでも言い続けて大切な人生を台無しにしてしまうのではなく全力で親から離れていってほしいと思った。

 

私の子供も含めて。

 

何かの機会があったら言っておこう。

 

もちろん毒親にならないために全力を尽くすけど