ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

愛がなんだ 角田光代 岸井ゆきの 成田凌 主演映画「愛がなんだ」の原作 

 

 

愛がなんだ (角川文庫)

愛がなんだ (角川文庫)

 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」―OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき…。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、全力疾走片思い小説。

 

 

あらすじ&感想

ずぶずぶの片想い本。

恋する相手も少女漫画のような王子様な人物ではなく普通のちょっとずるいでも優しいところもある普通の人。

だからこそ痛いところを突かれた気持ちになります。

 

文庫本の帯には島本理生さんが『ページを捲るたびに人ごととは思えない気持ちになる』とコメントしていますが、まさにその通り。

 

あらすじはこんな感じ。



主人公のテルコはマモちゃんに恋をしている
仕事なんかより断然マモちゃん。
マモちゃんから電話があればいつだって出るし、呼び出されたらいつだって飛んでいく。
だってマモちゃんが大好きだから!
でもマモちゃんは残念ながら私のことを好きじゃないのだ。

となっている。

 

 

まずテルコのマモちゃんの好きっぷりがやばい。

好きな女の子のためにチョコを買いに行かされてるシーンや「泊って

いく?」と言ってくれないかな?とほのかな期待をしてたりするシー

ンはみてらんないです。

友達だったら全速力で止めるレベル。

でも、ここまでの経験をしたことはないけど、共感出来ちゃう部分も

ちょいちょいあって、それがなんだか悲しくて前半はテルコにイライ

ラしちゃってたのですが、でも、よくある片思いストーリーのような悲劇のヒロインぶることはなく、傷つくことは傷つくけどそんなことより会えなくなる方がよっぽどヤダっと明るくマモちゃんに尽くしてるあたりが好感をもて、思わず「マモちゃんがテルコを好きになってくれないかな?」と応援したくなるほど最後はテルコに魅了されました。

だからこそ最後は少し泣きそうになります。


読後の感想としては、

こうなればテルコにはとことんいってほしい。

でもここまで好きなのに片思いのままといわず神様もその辺はよく考えてよ!


という気分です。



とにかく一味違った恋愛小説を読みたい人にはとってもお勧め。
あとは誰かを好きで好きで好きでしょうがないような恋愛をしたことがあるひとにもお勧め。

 

 

久しぶりの良恋愛小説です♪