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聖女の救済 東野圭吾

 

 

聖女の救済 (文春文庫)

聖女の救済 (文春文庫)

 

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。

 

 

内容

男が自宅で毒殺されたが、離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。

湯川が推理した真相は虚数解、理論的に考えられても現実的にありえないというものだった・・・

 

ネタバレ

 

妻は夫に「1年たって子供ができなければ離婚する」と切り出されていて、その時にすでに浄水器に毒をしこんでおいたといのがトリック。

 

その後1年間は常に浄水器は使わず調理し飲み水はミネラルウォーターを切らさず買い続けて、1年の間に夫が死ぬことがないように。

細心の注意を払っていた。

もしかしたら1年後「やはり妊娠しないからって離婚っていうのは

間違っていた」と夫がいってくれるかもと期待して・・・

でも1年後夫は期限がきたと離婚を告げる。

やはり夫は変わらなかったのだと思い実行した犯行だった。

 

これが理論上はありうるけど現実的ではないという虚数解トリックの真相。

 

 

 

感想

 

読みやすくて一気に読めました。
湯川教授は最初東野圭吾は佐野史郎をイメージしたらしいけど、もう福山雅治でしか想像できなくなってて福山雅治の名前自体が小説に出てきたりしてて映像化のことを考えて作った作品だなっという感じでした。

 

トリックをふまえて聖女の救済という題名をみると切ない気持ちになります。

 

結婚前に子供が欲しいか欲しくないかは話し合わなかったことによる双方の意見の食い違いならまだしも、お互い欲しいけどでも授からなかった場合に2人で生きていくという選択肢を考えもせず「子供が産めないなら別れる」とはっきり女性にいう男に聡明な主人公をはじめ数々の女性がそんなに惹かれるものだろうか??

 

 

そして1年後のことを考えたトリック。

私ならまず間違いなく間違って浄水器を使ってしまって死んでしまうわ。

普通なら「いやいやリアリティなさすぎでしょ」となるところをありうるかもしれないと思わせるのはさすが東野圭吾って思うような、でもやっぱりあり得ないでしょってなるような・・・

 

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