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真夏の方程式 東野圭吾 

 

 

真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)

 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。

登場人物

柄崎 恭平

小学5年生。

夏休みを親戚の旅館に泊るため、玻璃ヶ浦に。

柄崎 敬一由里

恭平の両親

川畑成実

環境活動家。海の環境保護に力を入れるようになる。

湯川いわく、「不自然なほど痛々しく、悲壮感さえ漂わせて」海を守る

川畑重治・節子

成実の両親。旅館を経営。

塚原正次

元刑事で旅館で死亡する。

 

仙波英俊

16年前に起きた元ホステス殺人事件の容疑者。

三宅伸子

元ホステス。16年前に殺されている

あらすじ

舞台は海の街。

湯川は海中で鉱物資源が発見されその調査依頼のためこの町にやってきた。

そこで湯川が泊まった旅館にいたもう一人の宿泊客塚原が翌日死体で発見される。

酒に酔って落ち、岩で頭を打って死んだと思われたが・・・・

 

ネタバレ

解剖によると睡眠薬をのまされ一酸化炭素中毒により命を落としていた。

すると旅館を営む川畑夫妻が、ボイラーの管理ミスにより殺してしまい隠蔽のため堤防の上から突き落としたといい自首する。

しかし鑑識によるとその事故が再現できない。

 

 

塚原は以前東京で殺されたホステスの調査をしていた。

湯川はこのホステスを殺したのが旅館の女将川畑節子だと推理する。

 

16年前、成実が実は夫の子ではなく料理やで働いていた時の客仙波の子供で、ホステスの三宅はそれをネタに節子に金銭を要求していた。

そして、節子の留守中にお金を受け取りにきた三宅のことを成実が刺してしまい、その実父の仙波は罪をかぶる。

 

その16年後死期が近くなり仙波は警察官だった塚原に真実を打ち明け塚原は旅館に訪れ、娘を守ろうとした川畑夫妻に殺害されたのだった。

 

その殺害方法は、恭平。

身体が不自由な重治は恭平を動かし煙突をふさいでもらいボイラーの不完全年少を誘発させたのだ。

恭平は自分のやったことにうすうす気づいていた。

 

最後に湯川が恭平に。

「今回のことで君が何らかの答えを出せる日まで、私は君と一緒に同じ問題を抱え、悩み続けよう。忘れないでほしい。君は一人ぼっちじゃない」

といいそして恭平は電車の中で

 

いろいろなことをいっぱい勉強して、それからゆっくりと答えを探そう。僕は一人ぼっちじゃないんだから

 

と決意する。

 

 

 

 

感想

読みやすいからというのもあるんだけど、文章だけでしか表現できない大切な部分を省いてとにかくエンターテイメント性を重視してるからのような気がしなくもない。
動機について語られるシーンで垣間見れる犯人の人のよさと、脅されたりしたわけではないのに、刑事が来た=殺すっていう図式がしかもその殺害を関係ない人物しかも子供に手伝わすという非道さがかみあわない。

ただ、事件を起こした人物ではなく、理科が嫌いなちょっとこませな小学生に焦点をあてるあたりはさすが東野圭吾。
(ひと夏を通して成長する男の子の姿はこれまた映画化にはぴったりな感じで狙ってる感を感じなくもないけどやっぱりいい。)

 

 

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