ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾

 

カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)

カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、妻の死を機に驚くべきことを知る。一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れる―。

 

あらすじ&感想

「鳥人計画」ではスキージャンプについて書かれてたけど、今回はアルペンスキーとクロスカントリーが物語の舞台。

 

そして「鳥人計画」では科学の力でジャンプの理想的な形を覚えさせようとする企業だったのに対して、今回は遺伝子パターンからその競技に最適な人物を割り出せるんじゃないかと考える企業がでてきます。

 

いずれも東野圭吾の趣味であるスキーと理系の知識が融合されてるなって感じです。

かつてオリンピックにメダルはとれないながらも出場していた男緋田宏昌娘、風美はこれから活躍が期待されるアルペンスキーの選手。

その親子間の運動遺伝子を調べたいという会社に対して父親はなぜか頑なに拒否する。
父親が隠す彼女の出生の秘密とは・・・

 

本当ならそれだけでも2時間もののドラマになりそうだけど話は一筋縄でいかず、本当の母親は誰なのか?父親は誰なのか?事故の犯人は?
といろいろ謎が謎をよぶ感じです。

 

ここからネタバレ


風美の両親は、上条伸行と畑中弘恵


畑中弘恵が、風美の育ての母智代に自分の子(風美)を渡していて、その前に自分の子を流産していた智代は自分が産んだ子として届け出ていました。

 

そして、19年前弘恵不倫相手だった風美の実の父上条を困らせるため、自分と前後して出産した上条の妻の子を病院から誘拐するもその子を誤って死なせてしまったことから、その子と一緒に死んでしまいます。

上条は弘恵が自殺前に手紙を書いていたため真相を知っていて、その手紙を上条とその妻の子文也も発見していてその真実を知っていますが妻は知らない状態。


そして今回、上条は文也が白血病で骨髄移植を必要としていたため、適合率の高い腹違いの兄妹である風美が適合するかどうかを知りたく近づき、その動きをしった文也母に真相を知られるとかわいそうだと風美が怪我によりドナーになれないように犯行に及んでいたのです


緋田はドナー検査のため風美に真実を告げようとするも、文也に止められ思いとどまり、その後上条は死に、文也も自殺。


文也は自殺前に手紙を緋田に送っていた。

そこでも風美に出生の秘密を知らせない様に書いてあったため緋田は風美には真相を告げていないままでお話は終わり。



カッコウのひなに罪はない・・・ということで題名につながる感じです。

 

ただただ

大人の不倫やらなんやらで振り回され続けた子供たちが不憫。

 

 

この本を読んだらこんな本がお勧め

 

 

青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

 

 この中にもカッコウの卵のお話が・・・