ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

午前零時 アンソロジー

 

 

午前零時―P.S.昨日の私へ (新潮文庫)

午前零時―P.S.昨日の私へ (新潮文庫)

 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

夜のバーで恋人を待ちながら、子どものころ近所の空き地で、インドの人混みをかき分けながら、あいつらから逃げ隠れた小さな部屋で、占い師が予言した運命の人を探しながら―それぞれが迎える、午前零時。13人の豪華競演による、夜の底から始まった、誰も知らない物語たち。P.S.昨日の私へ今夜、人生は一瞬で変わってしまうと知りました。でも運命の夜は、まだ始まったばかり。13人の豪華競演による、真夜中の物語。

 

 あらすじ&感想

午前0時をテーマにしたアンソロジー。
有名作家ばかりでお得な1冊

 

午前0時がテーマなだけにホラーティストが多かったかな


ハンター 鈴木 光司

バーで文庫本を読んでいる女性玲子に目をつける智貴。

午前0時をすぎても誰も待ち合わせの相手がこなかったら声をかけようと思っている

一方玲子は・・・・。

同じバーで描かれる男女それぞれの心情
こういう話好き。
切ないなぁ。


冷たい手 坂東 眞砂子

主人公は最近いつも午前0時に目を覚ます。
今日も午前0時に目を覚ました。
ここは・・・。
年老いた母が心配で東京から母の住む田舎に引っ越してきたんだ・・・。

 

なるほどー。そういうオチかぁ。
これはありそうだなぁ。
実際そういう体験をすることは無いかもしれないけど、同じような後悔をしながら生活している人が都会にはいっぱいいそう


夜、飛ぶもの 朱川 湊人

小学生が体験した、午前零時を迎える瞬間。
空を見上げるとそこには・・・・。

朱川さんらしい昭和感があふれる話だったけど。
話自体はいまいちだったなぁ。
今日が昨日になって明日が今日になる瞬間っていう発想は面白いのに・・・。

 

卒業 恩田 陸

ある部屋で12時を待つ少女たち。
12時になれば卒業できる。
なんとか5人そろって卒業したい
なのに、次々と殺されていき・・・・

どういう設定かよくわからないあたりが恩田さんらしい作品。


分相応 貫井 徳郎

主人公は、自分にはもったないくらいの美人の妻を持ち、そして自分にはもったいない新築マンションを購入して・・・・。
それが主人公には居心地悪い。


自分はもっと自分の身の丈にあった生活をしたかった。

と思う気持ちもわからなくもないけど、そのために身の丈にあった(と自分で思ってる)相手と不倫をしようという発想がいかにも男の人。
はぁ。本当にどこまでも相手の女性に失礼なヤツだなぁ。


ゼロ 高野 和明

海岸で意識を取り戻した主人公は記憶をまったく失っていた。
そして主人公はその後ある施設で生活することになり・・・・

記憶をなくした男が、施設の中で新しく人間関係をきづいたり恋をしたりというあたりは、映像化すると面白いかもと思ったけど、話しのオチが読めてしまうのが難点。

もうひとひねりほしい。


死神に名を贈られる午前零時 岩井 志麻子

売れないアイドルの主人公はいつも午前零時になるとふぅっと虚空に浮かび上がりもう一人の自分になる。似てるような似てないような微妙な姿の自分・・・。


女性の嫌な面を書かせるなら、やっぱり男性作家より女性作家だなっと思った
リアルさとえぐさが違う。

 

箱の部屋 近藤 史恵

失恋して仕事もなくなって・・・何もかも壊れてしまった主人公。
もう部屋を出るのも嫌になった主人公はネットでの買い物に依存する。

そんなある日宅配便が午前零時に届き・・・。

ラストに救いがあってよかった。
でもダーク好きの私はラストに救いがないバージョンもほしいな。

 

午前零時のサラ 馳 星周

サラはご主人様を待つため、今日も老体をひきずり玄関へ向かう・・・

これは犬好きな私は読んでいられない。
彼女の身勝手さに腹がたつ!!!!

 

悪魔の背中・・・浅暮 三文



古本屋で「悪魔入門」という本をみつけた主人公は午前零時に現れる悪魔を捕まえて、ある女性を不幸にしようと企てる。



女性は怖いねぇ・・・

 

1,2,3,悠久! 桜庭 一樹


え。。っとこれはあんまり面白くなかった。

 

ラッキーストリング 仁木 英之

インドでみつけた祠。
そこに午前零時にきたら願いをかなえるといわれた主人公は・・・・

結婚してからとんと旅行にいけてないので、こういう異国情緒感じる小説は大好き。

 

真夜中の一秒後 石田 衣良

香港に旅行に行ったときに、占い師に28歳の11月1日の午前零時に出会った人と結婚すると言われた。
今10月31日23時半 目の前には4人の男がいる。

単純な展開だけどいいなぁ。
なんかこういうドキドキ感いいなぁ。

この主人公にはぜひ幸せになってもらいたい


 

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