ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

悪いものが、来ませんように 芦沢央

 

 

悪いものが、来ませんように (角川文庫)

悪いものが、来ませんように (角川文庫)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。そして育児中の奈津子も、母や夫、社会となじめず、紗英を心の支えにしていた。そんな2人の関係が恐ろしい事件を呼ぶ。紗英の夫が他殺死体として発見されたのだ。「犯人」は逮捕されるが、それをきっかけに2人の運命は大きく変わっていく。最後まで読んだらもう一度読み返したくなる傑作心理サスペンス!

 

 

あらすじ&感想

「奈津子かーーーーい」ってなる本です笑

 

これネタバレせずにかけないので最初からネタバレです。

 

不妊と夫の不倫に悩む紗英はしょっちゅう奈津子と会っています。

 

助産院で夜勤した後も奈津子の家に行くほど。

奈津子はそんな紗英が心配で、紗英に隠れて紗英の生活を見に行ったら夫とちゃんとセックスして仲良さそうにして安心(へ?)するも、そのあと紗英はキッチンでなにやらごそごそ。

 

で、紗英が家を出た後、紗英の夫と話していたら麦茶を飲んだ紗英の夫が突然倒れてそのまま死んじゃいます。

 

紗英があの時毒を仕込んでいたんだと思った奈津子は慌てて、紗英の夫を山に埋めちゃって、夫がいなくなったと心配している紗英と一緒に夫の失踪届けを出しに。

 

でも夫の死体が見つかって・・・奈津子は紗英の夫を殺したと自白し捕まるという話。

 

 

へ?ってなるでしょ?奈津子と紗英仲いいとはいえ度を超してる!と思ってたらこの奈津子が実は紗英の母。

奈津子が自分が結婚した時の子育ての苦労と現在紗英の妹の子供(つまり孫)の面倒をみているせいで、現在子育てしている友達と勘違いさせるトリックでした。

ただこのトリックありきで物語を作ってる感じが否めなくて、娘と母の会話としたらやっぱり違和感あるし登場人物もいまいち…。

 

 

母親が過干渉すぎて完全に共依存の状態なのはもちろん共感できないし間違っているとは思うけども、子供の犯した罪を隠したり被ろうとしたりする親は多いんじゃないかなぁ。

それが子供のためにならないとわかっていても、

我が子に悪いものが来ませんように

 

って思うもの私も。

 

 

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