ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

虚談 京極夏彦

 

虚談 (怪BOOKS 幽BOOKS)

虚談 (怪BOOKS 幽BOOKS)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の年上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。十三歳のときに山崩れで死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。だが彼の話には、僕の記憶と食い違いがあり―(「クラス」)。この現実と価値観を揺るがす、全9篇の連作集。

 

内容&ネタバレ

これは嘘です

という嘘の怖い話。

嘘なんだけど、どこからどこまでが本当どこが嘘かわからなくて何が本当は怖いのか、怖くないのかよくわからないでもなんとなくそういうのって怖いねっていうお話が9編集まった小説です

 

データベースに連作と書いてあったけどこれってつながってたの?

 

最終的に何が本当かわからないので、その曖昧に終わらせられてる感じが嫌いな人には向かないだろうなぁーと思いながら読んでました。

でも私は好きですこういうなんだかよくわからない感じで終わらされる小説。

というかそういう結末があいまいにもかかわらず読後感は面白いって思わせる作者の筆力がすごい。

 

40代にもなると過去のことがなんだか曖昧になってる部分が若い頃より増えてきて、なので年齢を重ねる方がこの小説の面白さがより伝わるかもとも思いました。

 

あらすじはとても書きにくいので簡単に

 

レシピ

チャラかった男が真剣に付き合った女性が火事の後自殺していたことが分かり、その女性が今もそばにいるんだと相談する男の話。

 

ちくら

男が一緒に歩いていた女性はずっと昔からいる女性、幽霊なのかもしれない。その幽霊と一緒に1年ほど過ごすと一緒にいる男性は死ぬ

 

ベンチ

祖母を新興宗教に入信させた男はとても羽振りがよかった。

でも周りには黒い人達がたくさんいて。

あのおじさんは誰だったんだろう。

そう思ってたいたら最近ベンチで黒い人になったそのおじさんをみたようなみてないような

 

クラス

昔同じクラスだった年上の同級生が久しぶりの再会の後、「土砂崩れで亡くなった妹にあった」と話し始める。

中学の頃に亡くなった妹が今の年齢(50代)に老けて自分の目の前に現れたと男は話すが、その男に妹はいなかったはず・・・

それどころかその男は死んだらしいときき・・

いやそもそもそんな男性が同級生にいたのか??

 

キイロ

崖をくだったところにおいておいたきんけしを祀って遊んでいたらそのキイロは徐々に噂になりはじめる・・・

 

シノビ

劇団員の女性が家に忍者が住んでいるといいはじめ

そしてその女性は姿を消してしまった

 

自分と遠縁の親戚であるという男がやってくるが・・・

彼は事故で妻と子をなくしていて

 

ハウス

ハウス!となにかを叱る女性が語る

認知症を患った父の介護後の話

 

リアル

リアルな夢をみたことがある

自分がだれかを殺した夢