ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

ママ友怖い・・・ 「森に眠る魚」 角田光代

 

森に眠る魚

森に眠る魚

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追いつめられてゆく。凄みある筆致で描きだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。渾身の長編母子小説。
 

あらすじ&感想

 
5人のママ友の話。
 
「育ってきた環境が違うから~」とセロリで歌っていたように、育ってきた環境が違って考え方も違う大人が一緒に過ごすにはそれはそれは大きな愛と努力が必要。
かつては好きだったはずの夫婦間ですらその価値観の違いや育ってき
た環境の違いは時に大きなひずみを生むのに、ママになると急に子供の年齢が同じでで同じ地域に住んでいるだけ、ただそれだけの共通点で友達になろうとするんだもの無理があるよねぇ。
 
 
真面目でおとなしくてでもちょっと空気読めないところがある 容子
遺産でマンションを購入した明るくてでもずうずうしいヤンママ繭子
育ちよくて明るくて社交的でモデルのような 千花
センスがよくて品もよくてお金持ち、でもずっと不倫してる かおり
真面目で接触障害だったこともある 瞳
 
とまぁバラバラの人物。
最初はそんな違いを好意的にお互い思っていたのに、徐々に仲は悪くなってきて最後には顔を合わせるのもイヤになってしまうというのは
読んでいて苦しかった。
 
子どもがいるというただそれだけの共通点で友達になろうとするとさっき書いたばかりだけど、逆にいうと子供を通して知り合うことができた今まで出会ってきたことのない人との出会い、が人生を変えるような素敵な出会いになることもあり得たのになー。
 
なんて思ったり。
 

実際にあった事件を題材にしています

この小説のなかではそれぞれが葛藤しながらでも新しい小学校生活がそれぞれ始まるという終わり方をしているのですが、この小説自体は実際にあった事件を題材にしているようです。

 

文京区幼女殺人事件(ぶんきょうくようじょさつじんじけん)とは1999年11月22日東京都文京区音羽で2歳の幼女が殺害され遺棄された殺人死体遺棄事件である。

被疑者の逮捕直後、「お受験」と呼ばれる幼稚園小学校への入学試験にまつわる受験戦争が犯行動機とされ、「お受験」が大きくクローズアップされたことから、「お受験殺人事件」「音羽お受験殺人事件」とも呼ばれる。単に発生地名から付けただけの「音羽事件」といった呼称が用いられる場合もある。

wikiより