ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

新月譚 貫井徳郎

 

 

新月譚 (文春文庫)

新月譚 (文春文庫)

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

"ベストセラー作家はなぜ筆を折ったのか?

突然筆を折ったベストセラー作家・咲良怜花。その理由は、一人の男との煉獄のような恋愛関係だった。甘く残酷で痛ましい恋愛物語。" 
かつて一世を風靡した作家、咲良怜花(さくられいか)。卓越した美貌と、人間の暗部を抉りだすような作風で文壇の頂点まで登りつめた彼女は、しかし、49歳で筆を折る。端正だが平凡な作品でデビューした彼女は、なぜ鬼気迫るような作品を生み出す作家となったのか。そして、まだ才能に陰りのみえぬ年齢で引退したのか。沈黙を破り、その秘密をいま咲良怜花が語りはじめる―― 恋愛の陶酔と地獄を活写した、読む者の呼吸を奪う大作。

 

あらすじ&感想

人の心をえぐるような作品を次々発表しておきながら49才という若さで筆を折った作家。

その作家が語るある一人の男性との長い長い長い恋の話。

 

整形し、ベストセラー作家になってなお追いかけるほどの相手なんだろうか?全然彼の魅力が伝わらない

ただただ人をほめるのがちょっと上手なおっさんじゃないか。

でもきっとそういうものなんだろうな。

大好きな相手が必ずしも素敵な男性とは限らない。

というか、はたからみると本当どうってことない人だからこそ人生をささげるほど恋に落ちてしまったんだろう。

 

 

 

でも結局別の女性と結婚し、その女性との間には子供ができ、そしてその子供の手術のために作家が1億円もの大金を渡すって。

 

それはない気がする。

 

美人になって仕事も成功して、妻がいてもいいと言ってくれて、最後には子供のためにお金も出してくれたって。

男性作家が考える究極の都合のよい女性像なんだろうけど

 

そこまでされても好きだった。までは理解できるけど、でもだからこそ彼が土下座して娘を救いたいといわれたら私はきっとお金を出せない。というかそこで初めてさようならできる気がするわ。

 

 

ということでただただ女性作家の恋の自語りを読まされるという内容ですが、でも他人の恋をのぞき見してる感じで全体としては面白かったです。