ワンオペワーママの賢い子育て

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鍵のかかった部屋の続編 狐火の家 貴志祐介

 

狐火の家 (角川文庫)

狐火の家 (角川文庫)

 

 

内容紹介

築百年は経つ古い日本家屋で発生した殺人事件。現場は完全な密室状態。防犯コンサルタント・榎本と弁護士・純子のコンビは、この密室トリックを解くことができるか!? 計4編を収録した密室ミステリの傑作、登場!

 

 

内容&感想

防犯探偵シリーズ第二弾。

第一弾はこちら

 

鍵のかかった部屋 (角川文庫)

鍵のかかった部屋 (角川文庫)

 

 

今回も防犯コンサルタント(多分泥棒もしている)の榎本が主人公。

美人弁護士の青砥と組んで、密室殺人の謎を解きあかすという内容。

今回は短編4作で構成されていました。

 

①狐火の家

ある村で最愛の娘を殺された父。

最初は単なる物取りの犯行かと思われたのですが、近くでずっと作業をしていた農夫が父が帰宅するまでの間に家に近づいたものはいないと証言する・・・

 

その後周りの証言からどうやら高校卒業後家出している息子が怪しいと分かるも、その息子は行方不明。

 

息子の脱出経路もなく

まるで狐火のように消えた息子の謎は??

その後息子の部屋で第二の殺人事件が起きる。

 

ネタバレ

息子が犯人。家にお金を取りに帰ったら妹にそれが見つかり殺してしまう。その後父親は、息子に金塊を渡すといい油断させたところで息子を殺害。汲み取り式の便所に金塊と共に息子の死体を鎮めていた。

犯人が息子であるということを裏付けるために残った金塊をもって息子の家にしのびこんだところ鉢合わせしてしまい第二の殺人事件が起こっていた

 

 

②黒い牙

亡くなった桑島の友人の古溝が亡くなった後に桑島からペットを譲受する約束していたのに桑島の妻が応じてくれないと、弁護士の青砥に相談にきたために一緒にペットを管理している部屋に入る。

 

ペット=実は蜘蛛。

 

ペットの管理している部屋には無数の蜘蛛が飼われていて、桑島はそこで蜘蛛の毒で亡くなっていた。

 

どうして蜘蛛が大好きで蜘蛛に精通していたはずの桑島は蜘蛛の毒によりなくなったのか??

 

ネタバレ

いやこれはどうなの?ありえないのでは?

と思うのだけど。

奥さんがタランチュラを殺してそれを着ぐるみのように人を殺すような毒をもつ蜘蛛に縫い付けてタランチュラの箱に戻しておいた。

夫はそれをタランチュラだと勘違いして手に載せてたところ噛まれてしまったっというオチ。

 

いや蜘蛛が好きな人ならともかく蜘蛛が嫌いな人が蜘蛛を殺してその死骸を別の蜘蛛にぬいつけるなんていう大それたことできるかなぁ??

 

 

 

 

 

③盤端の迷宮

ホテルで亡くなっていたのは将棋士である竹脇。

部屋は密室で竹脇は死亡する前に青砥弁護士に相談をしていて・・・

容疑者は竹脇と付き合っていた女性棋士。

 

 

 

④犬のみぞ知る

 青砥弁護士に、劇団女優の松本さやかから殺人事件の容疑者になるかもと相談がありました。


殺されたのは劇団の座長であるヘクター、さやかは俳優の飛鳥寺が犯人ではないかと青砥に言います。

 

ヘクターは殺される前に劇団員と飲んでいて、アリバイがないのはその飛鳥寺とさやかと力の3人

さやかは力はいい人だから飛鳥寺が犯人だといいはるが???

 

ヘクターは犬を飼っています。

犬は飛鳥寺は嫌いなためあうと激しく吠えるのですが、ヘクターが殺された日には吠えていませんでした。

力は犬アレルギー。

そう考えると容疑者はさやか???

 

 

感想

全体的には悪くないです。どれもなるほどなぁと思いながら読んでいたし、主人公と美人弁護士の定番のやり取りも面白い。

でも貴志さんといえば黒い家や天使の囀りや悪の教典等面白い作品がたくさんあるのでそれに比べるとって感じでした。