ワンオペワーママの賢い子育て

ワンオペで小学校低学年と保育園児を育てるワーママです

アンドロメダの猫 朱川湊人

 

 

アンドロメダの猫

アンドロメダの猫

  • 作者:朱川 湊人
  • 発売日: 2018/09/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

内容紹介

派遣社員の瑠璃は男と別れたばかり。これまで仕事も私生活も順調とはいえず、
部屋で家庭用プラネタリウムで作り出す星空を眺めるのが好きな27歳。
ある日、少女・ジュラと出会い、どこか不思議な雰囲気を持つ彼女に興味を持つ。
やがて〝事件〟が起き、二人は街を出る。
人間の細やかな心情をじんわりと描いてきた直木賞作家が描く感動作。

 

あらすじ&感想

派遣社員をしながら平凡生きていた瑠璃。

付き合っていた既婚者から手切れ金代わりにもらった50万円で気がおおきくなっていたるりはある日コンビニでバレバレの万引きをしようとしたジュラをとっさにかばう。

 

ジュラは小学生程度の頭脳しかないが、不思議な絵を描く女性。

今は悪い男に性的サービスをする仕事をさせられている。

瑠璃はそんなジュラをほっておけなくて、ジュラを車ごと誘拐して救うことにした。

ジュラだけを誘拐できればよかったのだが、その車には大金が積まれてあって。。。

 

商品(ジュラ)と大金を盗まれて追いかけるやくざから瑠璃とジュラは逃げ切ることができるのか?と言うお話。

 

都合よく物語が展開しているけど、その分とても読みやすい。

 

最初から物語の終わりに光があるように思えなくて、それだけに二人が頑張って逃げて生活していこうとしている描写が悲しく感じる。

タイタニックが沈むとわかっていて映画をみているからローズとジャックが出会って恋に落ちていく描写ですら悲しくなるのに近い感覚。

 

最後にやくざに連れていかれて殴られてこのまま死ぬのかーって時に警察が乗り込んできてくれた時には「あれ?まさかのハッピーエンド?」と思ったけど、やっぱりだめでした。

世の中怖いおかねに手を出しちゃだめだなぁ。

 

 

朱川湊人さんの作品といえば昭和っぽいちょっと懐かしい感じがする場所で起こる世にも奇妙な物語っぽいホラーという印象だったのですが、この作品はまったく違い少女漫画っぽいテイストでした。